暮らす

親が子供の才能を引き出すために出来ること

これからみなさんに、頑張る子育てから楽しい子育てができるヒントやこれからの時代の子育てについて大切な親としての在り方などをシェアしていきたいと思います。

筆者自己紹介

私は、ここカナダと日本で20年の保育士歴があります。たくさんの発達障害、問題行動の子供達からたくさんの大切なをことを学んできました。池川先生の胎内記憶教育の認定講師でもあります。この胎内記憶教育というのは、世界中にいる胎内記憶を語る子供達の胎内記憶調査に基づいて編み出した、子供達と大人が一緒に築いた教育メソッドです。大人も子供も共に幸せになる生き方を目的に作られており、親から子供への一方通行ではなく、両者がお互いを尊重できるような思いが込められています。子供達の世界観や価値観を知って、子育てや自分を幸せにする生き方のお役に立てれば嬉しく思います。

子供の才能を引き出せるのは親しかいない

今までは、みんなが同じ教育システムで学ぶといった古い教育システムでしたが、これからは個性を重視した新しい教育システムに変わる時代が来ています。学校のシステムをすぐに変えることはできませんが、家での教育システムはすぐにでも 変えることができます。親が家の中での教育者なので 親次第で自分の子供の個性を輝かせてあげる教育ができます

これからは、子供の興味あること、やりたいことをできる範囲でやらせてあげるのが望ましいです。子供ですので、やりたいこともどんどん変わってきますが、基本的には子供のやりたいと思う気持ちを尊重して、興味のあることを思う存分させてあげましょう

子供を観察していると、子供の本当に好きなこと、これをしていると時間を忘れる、生き生きしているということが、親の目にもわかってきます。その時に、たくさん褒めてあげます。子供の活動や遊びを大いに褒めてあげると、子供も自分の好きなことに気がつくことができます。この遊びは大好きなんだね、楽しいと時間を忘れちゃうねって、子供の楽しさを共感してあげましょう。

このワクワクするエネルギー、喜び、楽しさのエネルギーは子供の才能をより引き出してくれます。

ですから、子供達の幸せを願うのであれば、子供達が好きなことを通して、子供が自ら学んでいくことを見守る姿勢が一番です。

たくさん失敗させる

子供の可能性を信じてあげて、子供が自分でやりたいことを選べる環境を用意してあげると子供が自主的に好きなことをして生きられるようになります。これは長い目で見るときにとても大事な学びのプロセスになります。そして何より、失敗の経験も大事なんです。これは失敗したから、次はこうしよう。失敗からの経験で学べることもたくさんあるんです。ですので、安全な家庭環境の中で、たくさん失敗をさせてあげましょう。次はどうしたらいいかを子供と一緒に考えていく過程は子供にとって大きな学びの場になります。失敗が成功を生むことを子供に伝えてあげることが大切です。 失敗の経験がなく育つ子供達は、失敗を恐れて何もしない子になってしまうこともあるんです

失敗をしても大丈夫、あなたならできる、失敗から立ち上がる練習を小さい時にたくさん身に付けさせてあげましょう。

選択肢を与える

では、子供は好きなことしている時にどんな学びがあるのでしょう。自分の感性を磨くことができます。自分に必要な情報を遊びや活動から吸収していきます。成長意欲を自発的に体験することができます。自己肯定感クリエイティブなスキル社会性なども身に付きます。

自分でなんでも選べることが習慣化できると、自分で考えて行動できる力も身に付きます。日常の中では、子供に選択をさせてあげられることがたくさんありますね。「今日はどんな遊びをしようか?」「好きな本を選んでみようか?」「今日はどの服を着る?」「週末はどこへお出かけしようか?」こんな小さいことの積み重ねでも、子供が自分で選んで決めることは、後の人生に大きく影響してくるんです

親が敷いたレールの中で、親がなんでも子供のやることを決めて育つ子と、自分の好きなことを見つけて自分の人生に責任を持って行動出来る子と、どちらが子供の魂を成長させる生き方できるでしょうか?子供の人生は子供のものです。親は子供の安全の確保をして、子供の自発性を信じて見守ることが何より大切なのではないでしょうか?

これからの未来をクリエイトする子供達の生命力と、内に秘めているとてつもないパワーを、どんどん表現できるような親子関係を築いていけたら素晴らしいと思います。

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Miwa

Miwa バンクーバー歴26年、横浜生まれ横浜育ち。 2020年のコロナ渦の中の再婚、成人した息子が一人。 こんまり流認定片付けコンサルタント:片づけを通して人々が自分の価値に気づいて、トキメキのある輝く人生を送るお手伝い。 保育士歴20年、胎内記憶教育認定講師:発達障害、問題行動の子供たちと親たちの心をつなぐサポート。 子供達の世界観、価値観から学んだママも子供も笑顔で輝ける子育てのサポート。

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