南アフリカから新たな変異株が見つかり、WHOはこれを「オミクロン(Omicron)」と名付け懸念される変異株に位置づけました。
コロナウィルスの新しい変異株であるオミクロン株は、今月11月11日にボツワナで採取された検体から初めて検出され、その後、南アフリカ内各地域で多くの似た症例が見つかっており、その大半がオミクロン株による感染者だったとのことです。オミクロン株は既に「懸念される変異株」に指定されておりデルタ株よりも感染力が強いと指摘されています。
これにより渡航制限の措置を実施する国が増えており、カナダでは、南アフリカ(South Africa)、エスワティニ(Eswatini)、レソト(Lesotho)、ボツワナ(Botswana)、ジンバブエ(Zimbabwe)、モザンビーク(Mozambique)、ナミビア(Namibia)の7ヵ国に対して渡航制限を発表しました。
過去14日以内にこれらの国に渡航した外国人旅行者はカナダへの入国は禁止。カナダ市民、移民者などに関しては、ワクチン接種の有無に関わらず、検査や隔離が強化されることとなります。
参考サイト
Government of Canada introduces new measures to address COVID-19 Omicron variant of concern
www.canada.ca/en/public-health/news/2021/11/government-of-canada-introduces-new-measures-to-address-covid-19-omicron-variant-of-concern.html
SARSコロナウイルス2-オミクロン株
ja.wikipedia.org/wiki/SARSコロナウイルス2-オミクロン株