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2022年1月から実施|ビニールレジ袋廃止&使い捨てカップ有料に

2022年1月よりバンクーバーでは、資源・環境問題への取り組みの一環として、使い捨てアイテムの廃止、有料化が強化されます。来年以降、知らないままスーパーやカフェなどに行って驚かないように、また少しでも節約につながるように是非内容を把握しておいてください。

Plastic Shopping Bag Banビニールレジ袋の廃止

スーパーやコンビニなど小売店全般で配布している、ビニール製のレジ袋が完全に廃止。代わりに「使い捨て紙バッグ($0.15~)」または、「再使用可能な有料($1)バッグ」の購入となります。店によっては使い捨て紙バッグが $0.15 以上の場合もあります。

そして2023年には、紙バッグを $0.15~ から $0.25~ に値上げし、再利用可能なバッグは $2 となる予定です。

バンクーバーでは2018年の1年間で、89万個の使い捨ビニールレジ袋が、4万個の使い捨て紙バッグがゴミとして捨てられました。

Disposable Cup Fee Charge使い捨てカップ有料

カフェなどの使い捨てカップに毎回 $0.25 ~が別途チャージされることになります。

カップ代としていくらチャージされるかはメニューなどに表示され、レシートにカップ代としていくらチャージされたかが記されます。要するに1つの商品としてカウントするイメージです。

バンクーバーでは2018年の1年間で、82万個の使い捨てカップがゴミとして捨てられました。

これにより、本サイトで以前紹介した「mugshare(マグシェア)」以外にも、同様のプロジェクトが発足し始めているので、このようなサービスが一般的になる日も近いかもしれません。

カップ・容器シェアプロジェクト

最近では Starbucks を筆頭に、多くのカフェが行列解消や会計をスムーズに行うためにオンラインでの事前オーダーに対応してきていますが、マイカップを使用した方が安い、環境に良いとなると、オンラインオーダーの魅力が薄れてしまうようにも思えます。この点、カフェは今後どのように対応していくのか気になるところです。

既に廃止となっている使い捨てアイテム

プラスチックストローの廃止

2020年4月22日より、プラスチック製のストロー廃止。ただし、ストローを使わないと飲めない人のために、店側は常に用意しておかないとならないため、必要な人は個別に要求すればもらえます。

使い捨て食器(フォークやスプーンなど)の提供は要望性に

2020年4月22日より、レストランの持ち帰りや、フードコートなどにおいて、フォーク、スプーン、ナイフなどの使い捨て食器は、要望された場合のみ提供。それ以外は基本的には提供されません。

使い捨て発泡スチロール製容器の廃止

2020年1月1日より、レストランの持ち帰りや、フードコードにおける、発泡スチロール製のカップや容器の廃止。代わりに紙製の容器に代わっています。

既に廃止となっている上記アイテムの一部は、コロナ期間中は一時的に使用を許可されています。

参考サイト

Single-Use Item Reduction Strategy | City of Vancouver
vancouver.ca/green-vancouver/single-use-items.aspx

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hiro

Tamago TimesのWebやライター担当。2006年からバンクーバーに滞在。日本ではずっとWeb関連、カナダではワーホリ、留学生などへの情報案内やサポートをしながら、副業としてWeb作成やメンテナンス、デザイン、写真/動画の撮影・編集をしながら生活。執筆分野は主にIT、ガジェット、IT、現地情報、留学、ビザ、動物など。

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