
2022年1月1日より、バンクーバー市では資源・環境問題への取り組みの一環として、カフェやファストフードでの使い捨てカップが有料化となり、毎回 25¢ が別途チャージされるようになりました。
4杯で$1 はさすがにもったいないと感じ、私は、以前当サイトでも紹介した「mugshare(マグシェア)」のカップを使うようになりました。今後、私のような人がもっと増え、環境にもお財布にも優しいマイカップを持参する人がもっと増えるのではないかと思います。
そこで今回は、ゴミを減らし環境にやさしい未来づくりという主旨の元、 SFU(Simon Fraser University)のチームによって2021年に立ち上げられた新しいプロジェクト「BYO(Bring Your Own)」について紹介します。 「mugshare」 と同様、マイカップの利用拡大に拍車をかけることになりそうです。
「BYO」とは

「BYO(Bring Your Own)」は、マイカップを利用するたびにポイントが貯まっていくというシステムで、5カップ節約するごとに1本植林(ドネーション)されます。植林は「Eden Reforestation Projects」という団体を通して行われます。こちらの団体は植林などを通して世界の国々の仕事、環境保護のサポートを行っています。
Eden Reforestation Projects
Eden Reforestation Projects | Homepage (edenprojects.org)
「BYO」の利用方法

BYO は、スマホの専用アプリを使って利用することができます。
- スマホに専用アプリをダウンロード。App Store / Google Play
- マイカップを持って加盟店でドリンクを購入
- アプリのQRコードをスキャン
- 5カップにつき1本植林
- 割引などの特典ゲット!
今後、UBC や SFU につづき同様の環境プロジェクトを生み出す学校や団体が増えてくるかもしれません。
BYOの Facebookでは、再利用可能カップに関連する様々なプロジェクトが紹介されているので最新情報をゲットするのに役立ててください。
加盟店
お店によってドリンクのサイズが違うので利用前に下記の加盟店リストを参考に持参するマイカップのサイズを確認しておくと確実です。
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